こんにちはめぐりです。
お金の勉強をしたいけど、税金や投資など、お金に関する分野が多すぎて何から勉強したらよいかわからない…。そう感じたことはありませんか?
実際、私はそうでした。
お金の勉強をしようと決心したものの、厚い本は読み終える自信がないし、専門的なものは理解できなさそうでとっつきにくい。
税金や投資や保険など、お金に関係する知識をざっくり理解してイメージできるような、簡単な本があればいいな、と。
そこで、出会ったのがこちらの本、「お金のしくみ見るだけノート/監修 伊藤亮太/宝島社」です。
「お金の知識を増やしたいけど、何から勉強したらいいかわからない」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「お金のしくみ見るだけノート」とは
著者はフィナンシャルプランナーとして活躍されている伊藤亮太さんです。
本書の前書きに下記のような記載があります。
また、イラストをふんだんに使って文章も簡潔にしてあるので、「お金について知りたいけど、難しそう・・・」と思っている人にこそ読んで頂きたい内容になっています。
引用:お金のしくみ見るだけノート/監修 伊藤亮太/宝島社
つまり、お金の勉強をしたいけど中々始められない、どうやって勉強したらよいのかわからない、という方に是非おすすめしたい一冊です。
「お金のしくみ見るだけノート」を読んでわかること
お金に関係する基本的な知識が習得できる
お金に関係する知識には色々あります。
本書では歴史的な「お金」の成り立ちから、教育や結婚などライフイベントで必要となる費用、保険、給与、税金、銀行のしくみ、景気、投資などについて基本となる知識が各チャプターごとにまとめられています。
保険のしくみや年金制度のしくみなど、「何となく知っているけど、よくわからない」、そういった基本的な知識の説明をしてくれています。
最近のお金に関係する話題を知ることができる
本書は2019年2月4日発行の書籍なので、比較的新しい話題も取り上げて説明してくれています。
電子マネーや暗号資産(仮想通貨)、ソーシャルゲームのしくみ、ふるさと納税、サブプライムローン問題、ZOZOSUITなどなど一世を風靡した話題にも触れています。
今更聞くのも少し恥ずかしいけど、といった内容の説明もしてくれているので、より理解が深まります。
金融関係の基礎知識が習得できる
本書の最後のチャプターでは、資産形成に関わる内容が書かれています。
株式のしくみやETFと信託投資の違い、財務諸表、ストックオプションなど、金融に関わる専門的な知識も得ることができます。
投資の経験が全くない方にはもちろんのこと、「投資の本を読んだけど、専門用語が多くて挫折した」という経験がある方にも、取り掛かりやすい内容だと思われます。
「お金のしくみ見るだけノート」がおすすめの人
- お金の勉強を初めてする人
- 何となくお金に関係する知識はあるが、上手く整理できていない人
- 株や投資を始めてみたいけど、周辺知識が全くない人
「お金のしくみ見るだけノート」はお金の勉強を始めてする人、知識を整理したい人におすすめです。
2022年4月から高校で家庭科の内容として金融教育が始まっていますので、勉強を始めたばかりの高校生にもおすすめの本だと思います。
「お金のしくみ見るだけノート」がおすすめじゃない人
- 投資方法など具体的な方法が知りたい人
- NISA、つみたてNISA、iDeCoの具体的な方法が知りたい人
- お金に関する知識がある程度ある人
「お金のしくみ見るだけノート」はお金のしくみを簡潔に分かりやすく説明しているので、すでに知りたい情報が決まっている人、ある程度お金のしくみに理解がある人には参考にならない可能性があります。
「お金のしくみ見るだけノート」を読んだ感想
お金の勉強を始めたばかりの私にとって、本書はとても参考になりました。
私は資産形成を始めようと、その分野の勉強を最初に始めましたが分からない語彙が多く、ネットで調べてもさらにわからない語彙が出たりと、調べることに少し疲れを感じていました。
本書はその調べた際のバラバラな情報の整理にも役立ち、また知っているようで知らなかった銀行や保険会社のこと、投資の基礎知識などを得ることが出来ました。
また、説明が見開き1ページでざっと内容が理解できるようになっているので、複数のページを見比べる手間がなく、とても読みやすい内容になっていると感じました。
「お金のしくみ見るだけノート」で気になった部分をピックアップして、次の勉強に繋げていきたいと考えています。
まとめ
「お金のしくみ見るだけノート」はお金に関係する色々なことを分かりやすく説明している本です。
「お金の知識を増やしたいけど、何から勉強したらいいかわからない」と思っている方にとって、ピッタリの本なのではないでしょうか。
ぜひ、「お金のしくみ見るだけノート」を読んで、お金への理解を深めるきっかけにしてください。
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